2014年3月8日土曜日

久しぶり!

の更新になってしまいましたすみません。
大晦日に更新してから全く更新していなかったんですね。面倒くさがりの自分です。
でもそんな自分でもブログを書くのはやはり来てほしいライブがあるからこそ笑。


今回はサックスに篠田君を迎えてのクインテットです。篠田君は東京でビッグバンドをやっていたそうですが仕事の関係で今札幌にいらっしゃるという事で、僭越ながらお誘いさせて頂きました。素晴らしいサックスです!

そして他のメンバーは同世代鉄板メンバーで挑みます。プロとして活躍しているトランペット山田丈造、ピアノ本山禎朗、そして最近売れっ子になりつつある斎藤直美です。アンサンブルの綺麗な曲やらフリーな曲やらミンガスやらブレイキーやら色々やります。是非お越し下さい!




先ほどライブが終わってラジオ聴きながら帰ってきました。
パーソナリティが中高生に訊きます。

パーソナリティ「将来の夢は何ですか?」
中高生1「まだ職業は決まってません。」
中高生2「医療系の職種に就きたいです。」
中高生3「音楽関係の仕事がしたいです。」

このやりとりに違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?
この論法だと、極端な話、
「夢」=「就職」
という図式ではないでしょうか?

たまにこんな言葉を聞きます。
「音楽でプロになりたい。」

一体何がしたいんでしょうか???

※これは今現在のプロミュージシャンへ向けた話では全くありませんし、現在音楽だけで飯を食っている人への批判では全くもってございません。

人生において飯を食う事が目標なんでしょうか?
ある意味、「就職」=「夢」みたいな図式が成立しかけているような気がしてなりません。

自分が憧れた音楽は別に誰がどういう環境の人がやったことでも良いのです。その人が作り上げた素晴らしい仕事、作品に憧れるのです。感動するのです。その人が専業のミュージシャンなのかどうかという色眼鏡をかけて音楽を感じる事はないのです。

どの仕事も同じだと思います。
その仕事に就いてどのような事がしたいのか?どんな結果を残したいのか?そこに夢があると思います。

「医者になって不治の病を治したい!」とか「音楽のプロデュースの仕事をして素晴らしい才能を発掘してみたい!」とか、夢があるなと思う。

どんな職業に就くかという事が本質として話題にあがる「夢」の話はとても聞いていて虚しい気持ちになりました。


僕はたくさんの仲間と友達と家族と馬鹿な話をしながら無敵の音楽をやって酒を飲んで暮らしたい(笑)!!そして自分のこれから生まれる子供に、生きる価値のある世だよ、って伝えれられたら最高だなと思います。そのために生きてると思います。
それが自分のでっかい夢です。